村上博幸
富山記念決勝は近畿勢が6人勝ち上がった。
ここからはあくまで推測だが、
どの位置もまわれる村上博幸氏があえて同県同期の稲垣氏の前を回ったのには理由があるのだと思う。
きっとそれは日頃のグレードレース戦線で共に戦い、
前をまわってくれる選手や3番手を固めてくれる選手への気遣いだったのではないかと。。
番手をまわれば、そこはどプロなので横の仕事もしっかりやらなくてはいけなかったりするので。。
同地区の際格上選手としての熱い気持ちが見えたレースでした。
そして結果、
村上博幸選手の近畿勢への気遣いと心意気の先行が作った素敵な物語で、
着はビリだったけれど唯一無二の主役になったレースだったと思う。
そして僕ら競輪ファンは昨晩の並びの発表を見た時点でそこまでの物語を予想できてれば今日のレースは安易に的中できたのかなぁと、、、
もちろん僕の車券は外したけれど、こうゆう熱いレースがあるから競輪はやめられないのです。